2023.1月前半

あけましておめでとうございます。ブログ書くのサボっていましたが年末年始も楽しくすごせました。今年の抱負は「痩せる」です。よろしくお願いします。

ポケモンランクマシーズン1は17,700位くらいでフィニッシュ。シーズン2も準伝説解禁されないのでラウドボーンがまだまだ使えそうなのでボチボチ頑張ってます。

あとはライブアライブを買いました。RPG楽しいです。

 

読んだ本:もう1か月も前に読んだ本も多いため細かい感想忘れてるかも。すまん

 

恥知らずのパープルヘイズ―ジョジョの奇妙な冒険より― (ジャンプジェイブックスDIGITAL)

ブギーポップの作者によるパンナコッタ・フーゴ主人公のノベライズ(声に出して読みたい日本語)ノベライズつってもジョジョの雰囲気本当に出せんのか~~~???って疑ってたけど、むちゃくちゃ面白かった。小説オリジナルだと思うけど、フーゴの過去も違和感なく落とし込まれてて完全にジョジョだった。5部好きだし他にもノベライズやってほしい。

 

動物農園 (単行本)

ジョージ・オーウェルの風刺小説。新イラストで出てたので読んだ。今読んでもおっかないし風刺効いてる。2023年になってもこの作品で鳴らされてる警鐘がそのまま通用するのが怖いけど、それだけこの作品が痛烈だったことを物語ってる。説教ぽくならずに啓蒙するってすごいことだと思う。そんな長くないし読んでみるのおすすめ。

 

大阪 ──都市の記憶を掘り起こす (ちくま新書)

地形で見る江戸・東京発展史 (ちくま新書)

都市の地理学っぽい本を2冊。大阪と東京の2つとも読んだけど、圧倒的に大阪のほうが読んでて街の風景が浮かんできて意外だった。言うても関東人という自負があったけど、東京に長く定住したわけではなかったし、車でたくさん地場を走り回ったわけでもなかったので、あんまり地形図が頭に浮かばなかった。内容も都市の機能的成り立ちに注目していた分大阪編のほうがわかりやすかったせいもあるかも。東京の方は地形に注目するのは面白かったけど、白黒の写真・地形図だとイメージに限界があった。ブラタモリとかみたく映像になったらなお面白そうだと思った。

 

芸能界誕生(新潮新書)

図書館の予約件数が伸びてたので、とりあえず行列に並ぶ感じの野次馬根性で読んだ。芸能界というか芸能プロダクションの成り立ちのエピソード・流れ紹介って感じ。芸能界、やっぱり慶應青学早稲田あたりの親が金持ちで戦後から楽器やってましたみたいな人らによって形つくられてたらしい。やっぱり文化的にも資本的にも余裕があるとあくせく働くだけでない人生設計ができるのかもしれない。うらやましい限り(もちろん創業したりいろいろ大変だとはわかっておりますが)。

 

ルポ 名門校 ──「進学校」との違いは何か? (ちくま新書)

上記のとおり学歴厨だから、中でも中高一貫校というものにあこがれてる。イメージだけがふくらみにふくらみ、さながら明日ちゃんのセーラー服(アニメ放映中)の私立蠟梅(ろうばい)学園のような世界を想像してた。

ただし、現実の名門中高一貫校と言えば、灘・開成・麻布・武蔵と男子校ばかりだし、共学・女子高においてもそういった夢の園とは趣がいささか異なるよう。現実問題として、ただのお嬢様・お坊ちゃま学校では名門といわれるに足らないらしい。

名門校はフィクションのものより強かで、各校自尊心を持ちながら発展をしていることが理解できた。かっこいい。

(巻末にごーちゃんの高校が載っててワイんとこが載ってなかったのでキレてる)

 

すべてはタモリ、たけし、さんまから始まった ──笑いと日本社会の現在地 (ちくま新書)

タモリ、気づいたころにはタモリ倶楽部やってたし、たけしは丸見えと映画監督だし、さんまはファーーッって笑ってるし、澤はドリブルが上手かった。BIG3の話も面白かったけど、後半のお笑い第七世代の話がもっと面白かった。M-1とかでお笑いを分析するのってあんま好きじゃなかったけど、競争させる形じゃなくて好意的に解釈するのはよかった。

 

サラ金の歴史 消費者金融と日本社会 (中公新書)

昔の貸金業の利率えぐすぎてわろた。現金の通信販売とか、団地金融とかいろいろやること変わってて面白かった。金貸し業は悪いこと、みたいなイメージがあるけど、悪事を告発するっていうより、社会に求められて事業を拡大した面もあることが公平な視点で書かれていて面白かった。自分は利用したことないしこれからも利用することはないだろうけど、今でも需要はあるんだろうし。

 

開墾地

2022下半期芥川賞候補。単行本は明日1/18発売。掲載された群像で読んだ。日本語を母語としない外国人の方が、日本語で書いた小説。

作品中の主人公も作者同様アメリカから日本に留学にきている。一時帰国し、血のつながらないイラン人の父とのやりとりや思い出から自身の困惑のような気持ちを抱くに至る過程が丁寧に描かれてて、唸らされるところも多かった。

ただ、この小説を自分の経験に落とし込んで受け止められたかというと少し違った。感心はさせられたけれど、どうしても異国に生まれ日本に来た人の気持ち、血のつながらない父親に抱く感情、母語以外を使用することの距離感覚、を自分の経験とリンクさせることはできなくて、どこか他所で起きていることだと感じてしまった。感受性が低くてすいません。オチらしいオチがあるわけではないけど、そこにもっていく流れも少し共感しきれなかったかな。短い作品だし読んで損する訳はないので読んで感想教えてください。

 

BWのポケモン全種類のぬいぐるみが出たらしいのでポケモンセンターオンラインを覗いた。けどオンラインだとぬいぐるみ買うハードルが高くて買えなかった。実物目にするとすぐ欲しくなっちゃうんだけど。代わりにブラッキーの真空断熱タンブラー買った。明日から会社で使う