12.1~12.18 『この世の喜びを』

ご無沙汰してます。ポケモン、ランクマやるかわからんって言ってたけどボーナスでキャプチャボードを買ってウキウキでdiscordにて画面共有しながら友達とランクマを回してる。楽しい。ひとりではやらなかったと思うのでキャプボ買ってよかった。ひとりの時は根暗だから色違い一生探してる。

対戦ちゃんとやるのはORAS以来、マスターボール級になるまでは8割くらい勝ててたけど、そこから回して今はちょうど通算勝率6割、難しい。

あとは何といっても魔法使いの夜、発売

魔法使いの夜(初回限定版) - PS4

とりあえずメインストーリーは終わってしまって寂しい、サイドストーリー的なのはゆっくりやりたい。続編熱望してるけど月姫リメイクが先だろうしまた10年くらい待たないとダメそう。待つよ。みんなも買おう。

 

読んだ本

甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実 (集英社文庫)

これに関しては外野がどうこう言うことではないし、当日現地でグラウンドにモノ投げた人間が悪いってだけ。個人的な考えは、勝つための最善だと信じて明徳の選手全員が納得して敬遠をするのはあり、敬遠する側にだってリスクはあるし。文句を言っていいのは対戦相手の星稜の選手だけだと思う。気持ちの面で星稜を応援している人は怒ってもいいけど、明徳を攻撃するのはダメ。どちらのファンでもないのに「正々堂々」みたいなものを掲げている人は勝手な正義感で高校野球に夢を見ていて、勝つための努力をした明徳を認めてあげられてないと思う。

 

ツキの法則 「賭け方」と「勝敗」の科学 (PHP新書)

これまでの個人カジノ遍歴をたどるとこんな感じ。

ラスベガス→微勝 韓国1回目→勝ち 韓国2回目→勝ち シンガポール→負け

トータルはちょこっとだけ勝ってるくらい。ゲームはバカラが一番好き。コロナも落ち着いたらまたカジノ旅行行きたい。今度はやっぱマカオあたり。

国内ギャンブルは競馬をたまにやるのと大阪いたころにパチンコ(ガルパン)ちょっとやったくらいで、数年前の有馬で勝った貯金をそろそろ食いつぶしてて生涯で負けてそう。

あたりまえだけど全部のギャンブルが全体を通したら胴元が儲かるものという前提のなかで、個人が瞬間的に勝つために心がけるべきことが書かれてた。一言でいうと無限に賭けを続けるといつかは必ず負けに収束するので、いいとこでやめとこうってこと。自分の考え方がまあ合ってるってことが確認できたので良かった。考え方はギャンブルをやるとき以外の、ギャンブル的な判断が求められる日常場面でも応用できると思う。

 

関東連合 ――六本木アウトローの正体 (ちくま新書)

なんで読もうと思ったのかと言えば、ブレイキングダウンがあったから。内容的には関東連合の歴史とか内情とかっていうよりは、それにつながる不良集団の興りって感じ。そこは結構面白かったけど、後半多くなる具体的な名前やら事件やらを特に知らなかったので、イニシャルトークされてもなんだかなって感じでほー^-^んとしか思えんかった。

 

エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主 (中公新書)

崩御される前に書かれた本。改めて振り返ってみてもくっそ長い在位期間を、順を追って細かくことがらごとに説明してくれてむちゃ良かった。この本読んでから俺もイギリス行けばよかったなって思った。(また行きたい本当に)全然関係ない日本人の俺でも好きになった。いろいろ意見あると思うけど、日本も皇室があっていろいろやってくれてるってのは貴重なことだと思うので、うまく時代に合わせてやってってほしい(ボンヤリ)

 

20年目の松坂世代

消えた甲子園 2020高校野球 僕らの夏

 

野球枠その2とその3。その2、同世代でガチガチの野球界最前線を走ってきた上重だからこそ集められた話がたくさんあってよかった。その3、ちょっと前にもこれ系の本の話したから割愛するけど、都道府県の独自大会ができてよかったね本当ね。

 

レディ・ジョーカー 下 (新潮文庫)

ついに完結!!なんだけど上・中巻で膨らんだ期待に沿った劇的解決おしまいチャンチャンって感じではなかった。まあそう簡単にはいかない題材で始まったからにはそうよねって感じなんだけど、ノンフィクション風味というよりお話モノとして受け止めてたから正直ちょっとだけ満足いかない。

書かれた時代とその当時の主な読者の年代の人たちからしたら、そのころの閉塞感とか、企業に所属しているうえで飲み込んでる苦しさとかそういうものを重ねて感じられるのがウケたんやろな~とは思うけど、ゆとり世代でサラリーマンやめてヘラヘラしてる俺には現実感とか共感みたいなものが薄れてしまった。とはいえ作品全体の空気感とか重さみたいなものは感じたし、続きが気になる気になるといった感じに読み進めるうちになってたので、おすすめ。

 

この世の喜びよ

こないだ発表された芥川賞候補作のうちのひとつ。単行本出てるけど図書館の予約件数えぐすぎて読めそうにないので取り急ぎ群青7月号で表題作だけ読んだ。

まだこれしか読んでないけど、これが受賞でいい。(他のも読んで個人的受賞作も改めてちゃんと決めるけど)まじですごかった。

小説を読むにあたって一番おもしれえのは登場人物に共感することだと思うんだけど、この作品はそれに特化してるものだと思う。構造的にあなたは…で描写する二人称で進められるので、読んでる俺が自然と主人公の子育てを終えた母の気持ちになる。んでこの形式で書いたこともすごいけど、一方で子供の視点に共感するところもあり、合間合間に出てくる爺さんとか女子高生とか、若い男性会社員とか全部に感じるところがあって感情ぐるぐるになった。偉そうなこと言えんけど文章がいいんだろうな。むちゃくちゃに良かったからこれは読んでみてほしい。

 

雑感:あと一週間とちょっとで今年も終わり。忘年会も何個か入ってるし年末年始休みも楽しみ。

年末年始休みは図書館も休みになるので、借りたい本を全部読み切ったら、買って読んでない本もちゃんと読む期間にしたい。(返却期限がある図書館の本を優先して読んでしまい、買ったやつはいつでも読める安心感から後回しにしちゃってる)

ついでにワールドカップ面白すぎる。アベマが全試合配信してくれてるのくそいいわPCで見られるし。4年後もぜひ全試合配信やってほしい。サイコー。

年内もう一回くらい更新したい。